くすもと動物病院
くすもと動物病院メルマガ(2018年10月)
2018年10月1日(月)

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台風の影響で今日は、10月なのに猛暑日になりそうです。犬の飼主さんは、温湿度の管理を怠りなくしてあげてください。

今回は『痛みのサイン』についてです。

痛みは本来、体を守るために有益なものですが、長期化すればストレスを感じるなどの悪循環を起こし、生活の質を落とすことになります。これは犬や猫でも同じです。そうならないために犬や猫が発する『痛みのサイン』を見逃さないことが大切です。それでは以下に主なサインを記します。まず犬猫に共通するサインとして「落ち着きがなくなる」「食欲の低下」「眠りが浅くなる」「横になる時間が長くなる」「触られるのを嫌がる」「攻撃的になる」「周囲に無頓着になる」「以前のように遊ばなくなる」「トイレ以外で尿や便をする」「震える」「同じ場所を頻繁に舐める」「歩き方がおかしい」「姿勢がおかしい」「呼吸が早い」等があります。次に犬に見られるサインとして「尾を下げたままにしている」「散歩を嫌がる」「変な鳴き方をする」等があります。一方猫で見られるサインとして「グルーミングや爪とぎの回数が減る」「隠れる」「高いところへの昇降をしなくなる」「スプレー行動」「耳を垂らして目を細める」等があります。これらのサインが必ずしも『痛みのサイン』であるとは限りませんが、可能性は否定できません。そして毎日そばにいる飼主さんが見て、いつもと違うこれらのサインがあれば、『痛みのサイン』である可能性が高まります。その場合は、早めに病院へ連れていきましょう。これはどうだろうかと思う場合は、ご相談ください。犬や猫は、本能的に痛みを隠す動物です。だからこそ飼主さんが『痛みのサイン』を見逃さないようにしてあげてください。






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