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【AWC】犬・猫が肛門腺絞りが必要な理由
2017年9月25日(月)

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 犬・猫の肛門腺絞りが必要な理由

 犬や猫のお尻、肛門の両側には、「肛門腺」と呼ばれる臭腺(ニオイを出す腺)があり、ここに分泌液を溜める肛門嚢(袋)がくっついています。

 臭腺を持つ動物で有名なのがスカンク。
 スカンクは、外敵に襲われたり、身の危険を感じた時に臭腺から刺激臭のある液体を噴射して追い払うという習性があります。
 犬や猫が臭腺を持つ理由として、遠い昔、野生時代に、外敵を追い払う為や、マーキングをして自分のテリトリーを示すためだったという説があります。
 本来は、自力で肛門腺を排出できていましたが、人と暮らすようになり、排泄する働きが、徐々に弱まっていったといわれています。なので、人が肛門腺を絞ってあげる必要があります。
 肛門腺が溜まったまま放置すると、細菌が繁殖したり、炎症を起こしてしまうので、お尻をしきりに舐めたり、地面にズリズリと擦りつけたりする様子がみられたら、肛門腺が溜まっているかもしれません。
 AWCでも肛門腺絞りができますので、お気軽にご相談ください。

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